以下、感想めもめも。ページ数の表記はapp版をもとにしています。
本を読むことで自分を読むのです。これは顔色なんか読むよりずっと大事なこと。(p.6/339)
読書は、あなたに「考えること」を教えてくれます。「読む」は「見る」ではありません。「考え」なければ読めません。「読めた」ということは、「考えた」ということなのです。(p.6/339)
内容を消化しながら、自分のなかにオリジナルな知の世界をつくっていく。これが読書です。だから、読書の質は、読む前と読んだ後にどれだけ自分が変わったかで測ることができます。(p.138/339)
今まで自分がやってきたのはここでいう「読む」に入ってるのかね。「見る」だけで済ませたことも多いような・・・。本の中で、自分を読めたかを測るのに「読む前と読んだ後にどれだけ自分が変わったか」をあげていますが、どうでしょ。自分の中でこれを意識してやってみようと思わせた本、こういった見方もあるのかーと気づかせた本は、ここでの考えながら読んでたことに入れていいのかな。
本の中では、著者がどう読んできたかもいくつかあげられています。参考にした部分を2つ。
だから、排泄すること、つまりアウトプットも大切なのです。人に話したり、ブログやノートに書いたりしてはじめて読書が血肉化されていく。(p.55/339)
読んだままで終わらせない。記録を付けたり人に話すことを通してそこでもまた考えることも行われてますね。
自分と対立する本を読むことは、自分の意見を強化する手だてになる。もし、その意見を受け入れられないと思ったら、なぜ自分は受け入れられないのかを自分に対して説明しなければならないから、思考力も鍛えられる。この習慣は、ぜひ身につけてほしい。もちろん、その本が自分と相容れない意見だと気づくためにも、自分の意見を固めていくためにも、読書量は多ければ多いほどいいものです。(p.195-196/339)
普段、ああなるほどね、と否定せず読んじゃうことが多いので耳が痛い。自分の意見と合わなさそうなものは、タイトル見て敬遠してることもありますし。思い切って全く違う意見のものを、ケチをつけながら読む機会をつくろう。ほらね、今回もケチつけてないでしょ。
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